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Vol.2 白菜&大根

春夏秋冬、自然のめぐみを、採れたて野菜で満喫できる
しあわせを味わってみませんか?

今年の冬は暖冬、暖冬と云われながら、1月中旬から一転、いきなり真冬の気温となりました。
畑では鉄板製の薪ストーブが大活躍ですが、野菜たちは、さぞびっくりしたことでしょう。
寒さ対策を十分にしていなかったので、かわいそうに、雪と霜でいたんでしまった葉物野菜もありました。
そんな中、白菜と大根は、元気なままでいてくれました。
さすが、冬野菜の代名詞ですね。
今月は、この2品のレシピを紹介しましょう。

白菜と大根~今日の収穫物~
白菜、大根

~今日のレシピ(材料はすべて3~4人分です)~
白菜のご馳走サラダ
ふろふき大根 玉味噌がけ

レシピ1 : 白菜のご馳走サラダ

立春が過ぎたとはいえ、まだまだお鍋が恋しくなる日もあるこの季節。
お鍋に入れるとバラバラになってしまう真ん中あたりの小さな葉を使って、生白菜のサラダをつくりませんか?
具だくさんの、主役にもなるご馳走サラダです。

<材 料>
白菜(お鍋の残り)・・・1/2個
アボカド・・・1/2個
ゆで卵・・・1個
りんご・・・1/2個
塩・酢・粒マスタード・はちみつ・油・・・適宜

白菜のご馳走サラダ

<つくり方>

  1. 白菜は、写真のように芯と葉を分けて大きさをそろえて切ります。
  2. 藻塩白菜に塩小さじ2をふって塩もみしておきます。
    この塩味は洗い流さずにそのまま生かしますので、少し濃いめの味付けにしておきます。
    ★海藻の成分がまざった「藻塩」を使うと味も優しく仕上がります。

  3. アボカド、ゆで卵、りんごを写真のように切ります。
    ※林檎は皮付きのまま切るとより彩りがきれいです。
  4. 白菜から出た水分をしぼり、【3】と合わせます。
  5. ヘルシーオイル合わせたら直接ボウルに酢、粒マスタード、はちみつ、油、各大さじ1を入れ、全体をよく混ぜたら出来上がりです。
    ★美容や健康によいと評判のoilあれこれ。加熱すると効果がないものが多く、ぜひサラダに使ってみましょう。野菜と一緒にとれるので、より効果も上がるというもの。

レシピ2 : ふろふき大根 玉味噌がけ

大根一本を使いきるのに困ったときには、心も体も温まるふろふき大根にしましょう。
玉味噌をつくっておけば、お鍋に火を入れてあとは放っておくだけ。
大根に火が通れば、あとは盛りつけるだけです。

<材 料>
~ふろふき大根~
大根・・・1本
昆布・・・適宜
米のとぎ汁・・・適宜

~玉味噌~
味噌・・・50g
卵黄・・・1個分
酒・・・10cc
みりん・・・10cc
砂糖・・・20~30g

ふろふき大根 玉味噌がけ

<つくり方>
玉味噌

  1. 大根は厚めの輪切りにして昆布の上に並べ米のとぎ汁で竹串に火が通るまで下ゆでします。米のとぎ汁がない場合は直接お米をパラパラと大さじ1くらい加えてもかまいません。
  2. 玉味噌をつくります。
    お鍋に材料をすべて入れ弱火で練ります。砂糖がとけて、つやが出たら出来上がりです。
  3. 下ゆでした大根を盛り、玉味噌をかけたら出来上がりです。
    ※玉味噌の濃さはゆで汁を加えてお好みで調整してください。
    ★玉味噌は、今回、赤味噌の仙台味噌でつくりましたが、白味噌でつくれば優しい甘さになります。お砂糖の量は味噌本来の甘さをご自分の好みで調節しましょう。ふろふき大根にかけるだけでなく、木の芽と合わせて木の芽和えや田楽に、生クリームを加えれば味噌クリームにも早変わり。

さいごに・・・

まだまだ寒い時期が続きますが、ときに汗ばむほどの暖かさを感じる日も増え、
三寒四温という言葉が実感できる季節になってきました。
畑でも、少しずつ近づいてくる春の息吹をあちこちに感じます。
例年、この時期は春夏野菜のための準備期間です。
土壌を整えて、美味しい野菜を育てるために地味な作業がつづきます。
土と水とおひさまに、わたしたちの愛情が加われば、
野菜たちはすくすくと育ってくれるんです。
もちろん、お庭にもベランダにも春はすぐそこまでやって来ています。
トマトや茄子の種をポットにまくには絶好の季節でもあります。
お庭やベランダでの野菜づくりを目指して、種まきから始めてみるのもいいかもしれませんね。

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Vol.1 長ねぎ&かぶ

春夏秋冬、自然のめぐみを、
採れたて野菜で満喫できるしあわせを味わってみませんか?

「farm to table」
お庭で育てた旬のお野菜を、採れたその日のうちにお料理して食卓に並べてみれば、ご家族もお客様も喜んでくれること間違いなしです。
このコラムでは、手間をかけずにらくらくつくれる”なるほどレシピ”をご紹介していきます。
洗い物を少なくするために、お鍋ひとつ、ボウルひとつでできるものばかりですのでぜひお試しください。

今日の収穫物


長ねぎ、かぶ(材料はすべて3~4人分です)

<レシピ1> 長ねぎとお餅のミルフィーユ

お正月も過ぎて、お雑煮のお餅が残っていませんか?
旬の長ねぎとお餅を使って、トローッとあつあつのミルフィーユをつくりましょう。
これまた、年越しそばの残りのめんつゆを使って、誰もが「美味しい」と絶賛の一品が完成します。

材料
長ねぎ:1本
お餅:6切れ
とけるチーズ:適宜(お好みで)
めんつゆ:100cc

つくり方
1.長ねぎはななめ切りします
2.お餅は縦長になるべく薄く切ります
3.フライパンに、用意した長ねぎを半分、お餅を半分重ね、さらにその上から残りの長ねぎ、お餅をミルフィーユ状に重ねます

4.とけるチーズを上からかけて、めんつゆをまわしかけます
(めんつゆの濃さはチーズの量を考えてお好みで)
5.フライパンの蓋をして中火に。チーズがとけたらでき上がりです。
(念のため、お餅にも竹串をさしてみましょう。チーズがとける頃にはお餅にも火が通っています)

<レシピ2> かぶのハニーマスタード和え

旬のかぶだからこそ、生食したくなります。
ハニーマスタードを使っていつもの浅漬けをワンランクアップのサブメニューにしてみましょう。

材料
かぶ:3~4個
ハニーマスタード:適宜(お好みで)
塩:適宜

つくり方
1.かぶは縦に薄切りします
2.かぶの葉も小口切りにしましょう

3.ボウルに入れて塩をふってよくもみます
4.水分が出てしんなりとしたら、流水で洗い、水気を切ります
5.ハニーマスタードで和えてでき上がりです

<おまけレシピ> レタスのサラダ・みかんドレッシング

さて、今回、早どりレタスが収穫できたので、急きょもう一品増やすことにしました。
ドレッシングはないし、調味料であるのはハニーマスタードとお塩とめんつゆです。
同じような味だと芸がないし……、と思っていたところに目がいったのがデザートに持って行ったみかん!
そこで、みかんの甘酸っぱさをドレッシングの酢のかわりにしてみました。

材料
レタス
みかん:1個
ハニーマスタード:適宜
塩:適宜

つくり方
1.みかんを袋から出して汁ごとボウルに入れます
2.ハニーマスタード、塩を加えてドレッシングをつくります
3.ひと口大にちぎったレタスを和えます
みかんのつぶつぶが彩りになるレタスサラダのでき上がりです

あると便利!コーナー

1.野菜の水切り
ひとつ持っているだけで本来の野菜の水切りとしてだけでなく、ボウルやざるの代用にもなります。
水切りとしては、ぐるぐる回すだけでしゃきしゃき野菜がらくらく完成!
あると便利!なグッズです。

2.ハニーマスタード
もちろんマスタードとはちみつを使って手作りもできますが、ひと瓶あると便利です。
コールスローのかくし味、ポテトフライ、鶏肉のソテーなどに添えるとグンと風味が広がります。
あると便利!な調味料です。